浦 福島‘相 馬 海 岸 線(Soma kaigan line)’ 相馬駅〜松川浦〜相馬駅
from Soma to Matukawaura
Photo point / Soma
Day : S60.09.09
Bus no / 537-6017
福島県の太平洋に面した東海岸は、昔から‘浜通り’と呼ばれています。
その浜通りの北に、海から内陸へ大きく入り込んだ浦が「松川浦」。国鉄バス‘相馬海岸線’が走っていたところです。
浦の北には海との小さな水路。
海の潮と、阿武隈山地から流れ下る宇多川が作りだした長い砂州で隔てられた静かな浦。
周囲をアシやヨシの湿地に被われた内海は、様々な野鳥の声に包まれて・・・・。
天気のいい昼下がりに訪れたい雰囲気の場所です。
時刻表(JR時刻表 1999.02.01現在)
| 停留所名 | 運賃 | ||||||||||
| 相馬駅 | 円 | 645 | 730 | 829 | 1015 | 1220 | 1415 | 1550 | 1630 | 1735 | 1840 |
| 松川浦 | 310 | 658 | 743 | 842 | 1028 | 1233 | 1428 | 1603 | 1643 | 1748 | 1853 |
| 相馬駅 | - | 720 | 805 | 904 | 1050 | 1255 | 1450 | 1625 | 1705 | 1810 | 1915 |
青字 : 休日運休
『すみません・・・・いくらになるのでしょうか?』
怪訝そうな顔をした運転士sanに、そんな間の抜けたことをきいたのも、今から16年も前のこと。
相馬海岸線は相馬駅を発車し、松川浦の漁港や潮の香り漂う集落を三角形に回って相馬駅に戻る‘循環線’。
ぐるっと一周乗る客など、他にいる訳もなく。
『そうですね〜・・・・松川浦からの往復分でお願いできますか?』
運転士sanの、長いこと悩んだ末に返ってきた答えに従って運賃を料金箱へ。
今でも覚えている旅先での、のんびりしたひとコマ。
昨年JRバスが企画した‘バスフォトラリー’の対象路線からもはずされ、
「廃止も近いのかな?」と思っているうちに消えてしまいました。
現在は同じ路線・同じ運行形態で、地元・福島交通が担当しています。
バスの色は変わっても、変わらないのは松川浦のおだやかな風景。
魚市場の威勢のいい掛け声に混じって、港の岸壁から聞こえてくるのは船の軋む音と、海鳥の声。
うみねこをからかいながらの海辺散策も、楽しいかもしれません。
『Photoについて』
写真は537-6017・日野RE100or120(?)。初秋の昼下がり、人気もまばらな相馬駅前での一枚です。
ご覧の通り国鉄時代の写真で、リベットの浮き出たバス窓の車両は武骨一点張り!
フロントウィンドも四分割。フォグランプもバンパーに取り付けられているなど、
今時の四角いバスしか知らない人には珍しいかもしれませんネ。
もちろん暑いときには窓全開!
当時の角田地区では、我が物顔で本線を走っていたバスです。