〜平賀源内が伝えた巨大紙風船が、冬の夜空に舞う〜

秋田桧 木 内 線(Hinokinai line)’

羽後交通/角館営業所・角館駅前〜松葉車庫・下中里・宮田〜上戸沢

2010.03.31 松葉車庫〜上戸沢 区間廃止

松葉車庫  上戸沢

撮影場所/松葉車庫   撮影日/2006.05.13

車番/秋田22 か 172

 

時 刻 表(羽後交通配布時刻表)2006.04.01現在

(元町〜上戸沢間フリーバス)

停留所名

               

大曲バスターミナル                 1650  
羽後長野駅前                 1713  
角館病院前                 1722  

角館営業所    着

 
 740

930

1135

1240

1415

1530

1630
1726
1730

1830
角館病院前   1139 1244
荒町   804 954 1203 1308 1439 1554 1654 1750 1854
松葉車庫  710 821 1011 1220 1325 1456 1611 1711 1809 1911
上戸沢 736       1351     1737    

A / 日曜 ・祝日運休

 

停留所名  

             

上戸沢      740       1400     1740
松葉車庫  700  730 806  835 1020 1230 1426 1520 1630 1806
荒町 717 747 823 852 1037 1247 1443 1537 1647 1823
角館病院前 809 845 914 1059 1309 1505 1559 1709 1845

角館営業所    着

741
750
813
849
918
1103
1313
1509
1603
1713
1849
角館病院前 754                  
羽後長野駅前 804                  
大曲バスターミナル 829                  

A / 日曜 ・祝日運休

 

 

運 賃 表(羽後交通配布時刻表)2006.04.01現在

停留所名 大曲バスターミナルからの運賃 角館営業所からの運賃
大曲バスターミナル    470
下古道 - 470
鑓見内 - 470
長野栄町 - 370
羽後長野駅前 400 300
中仙ジャスコ前 - 300
鶯野公民館前 - 220
角館営業所 470 -
元町   150
太田倉庫前   230
西木公民館前   230
栃の木   480
松葉   520
上中里   810
宮田   1020
上戸沢   1160

 

【 route & photo 】

大覚野峠は、秋田県の角館と阿仁合を隔てる標高600mほどの峠。
ここを南北に貫くのが国道105号・羽州街道です。
実際の『大覚野峠』は国道のサミットより南側に位置し、車では通行不可能な奥深い峠。
その周辺は檜木内川と阿仁川の支流によって削られ、高さの割には深い渓谷を形作っています。

羽後交通 ・桧木内線は大覚野峠の角館側に延びるバス路線。
桜の名所・角館から松葉・桧木内・上戸沢へと至るローカル線。
角館〜松葉間は比較的本数もありましたが、上戸沢までは朝の区間便を含めても僅か1日3往復。
需要も少なく、松葉〜上戸沢間は2010年3月末をもって廃止となりました。

廃止区間は旧:西木村(現:仙北市西木)の真中を走る谷間を、檜木内川や秋田内陸縦貫鉄道に絡み合いながら縦走。
車窓には山深い谷が左右に連なり、所々に散見する集落は小さく・・・・。
「マタギの里」に来たことを感じさせる景色が終点まで続きます。

村役場があった西明寺地区では、全国的にも知られる冬の伝統行事‘紙風船上げ’が行われます。
風船と言っても、錦絵や願い事を書いた和紙で作った巨大な‘紙袋’を、熱と空気で膨らました物。
それが夜の雪空に多数舞う姿は、何とも言えない美しい光景。
一説によると、江戸時代の学者・平賀源内が銅山の技術指導に来た折に伝えたものとか。
100年以上続く、桧木内の奇祭です。

早朝の松葉車庫へ回送されてきた秋田22か172/日産P-RM81G
夜も明けぬ内に自宅を発ち、朝一番の松葉発区間便に乗ろうと田沢湖畔を駆け抜けてやってきました。
庫内にはバスが2台駐泊し、そのうち1台が上戸沢行き、もう1台が角館行きと思いつつ出庫を待っていたら、
朝一番の上戸沢行きは角館営業所から回送されてきました。
松葉車庫に泊っていた2台は、どちらも角館・大曲方面行きのバス。
・・・・どうやら松葉在勤の車両の様子。
それにしても自社発注の富士重工16Eはローカル度も満点!!
これで大覚野峠の麓に点在する里山集落へ行くなんてのも、なかなかオツな感じがします。