〜全長23.000mの長さを誇る神秘の鍾乳洞〜

岩手安 家 線(akka line)’

JRバス東北(岩泉)/岩泉駅前・岩泉営業所〜龍泉洞前・夏節口・江川分校前〜安家洞前・安家

1996.03.02路線廃止

岩泉営業所  安家

撮影場所/JRバス東北・岩泉営業所  撮影日/  (撮影年月日記録無し)

車番/岩手22 き 29(社番337-7416)

 

時 刻 表(JR岩泉営業所配布時刻表)1995.04.01現在

301便 303便 停留所名 302便 304便
  1706 岩泉  750  
 624 1713  岩泉営業所前 ・  745 1832
 629 1718 龍泉洞前  738 1827
 704 1750 安家  706 1755

 

【 route & photo 】

1996年に岩泉を起点とする有芸線と共に廃止となったJRバス東北/安家線

一日3本しか列車の来ないローカルな岩泉駅を発着する、さらにローカルなバスルートだ。

安家は岩泉から北へ20キロほどの、山々に囲まれた静かでこじんまりとした集落。

清流と日本最長の鍾乳洞‘安家洞’があるところでも名を知られている。

 

朝一番のバスは、岩泉駅から離れた町中の高台にある営業所から発車。

左手には切り立った石灰岩の絶壁が印象的な宇霊羅山(604m)が聳え、その先は日本三大鍾乳洞の一つ‘龍泉洞’。

本来なら観光の足になるはずですが、運行本数は朝夕2本の通学ダイヤ。

撮影したのは早朝6時24分の安家行き。

・・・・もちろん誰も乗らない。

 

町内を抜け「龍泉洞前」を通り、野辺山(標高916m)の裾野にある石峠を越えて40分ほど。

ふっと谷が開け、集落の中に進入すると「安家洞前」。

神秘の鍾乳洞へはココで下車。

ちなみに入洞の際にはヘルメット着用との事で、探検気分が味わえるのも楽しい。

もう一つの名物は入り口の売店で売っている、気さくなおばさん自慢の味噌田楽。

独特な食感と風味が、とても素朴な感じだ。

安家行きのバスから見て右、流れる川は安家川。

氷河期の生き残りと言われるカワシンジュガイが生息する、東北地方でも珍しい清流。

その先の狭い集落道を通り抜ければ終点「安家」。

川遊びでもしていきたい所だが、折り返しのバスを逃すと夕方まで帰れない究極のローカル線だった。

 

岩泉営業所で撮影した岩手22き29(社番337-7416)/日野P-RJ172BA

JRバス東北のローカル路線では一頃よく見かけた3型。

地方のローカルな営業所を中心に活躍したが、末期は活躍の場所が狭まり転籍も頻繁。

337-7416も岩泉管内廃止後は遠野営業所へ配転、後に廃車となった。