〜盛岡城下の‘商人長屋’が残る本町通を行く〜

岩手‘青 山 天 神 線(aoyama tenjin line)

岩手県交通/(旧)滝沢営業所〜県営体育館・舘坂橋・本町通〜付属中学校

滝沢営業所  付属中学校

撮影場所/(旧)滝沢営業所   撮影日/1994.00.00(日付記録無し)

車番/岩22 か 1286

 

時 刻 表(岩手県交通盛岡地区バス時刻表/市内用)1994.06.20現在

停留所名

                 
滝沢営業所  645  700  715  725  735  740       1220 1320 1420 1520 1630 1640 1705
県営体育館   654  709  724  734  744  749    この間   1229 1329 1429 1529 1639 1649 1714
一高前  704  719  734  745  755  759 下記参照 1239 1339 1439 1539 1649 1700 1724
附属中学校  720  739  754  804  814  824       1259 1359 1459 1559 1709 1719 1744

滝沢営業所 → 附属中学校

滝沢営業所発 8:10 8:40 9:20 10:20 11:20

A : 土 ・日祝日運休  /  B : 日祝日運休  /  C : 土 ・日祝日のみ運行

 

停留所名

               
附属中学校  720  739  754  809  814  824       1359 1459 1559 1709 1719 1744 1815
一高前  731  750  805  820  825  835  

この間

  1410 1510 1610 1720 1730 1755 1826
県営体育館   741  801  815  830  836  845 下記参照 1420 1520 1620 1730 1741 1805 1836
滝沢営業所  759  818  833  848  853  908       1438 1538 1638 1748 1758 1823 1854

附属中学校 → 滝沢営業所

附属中学校発 (A)8:54 9:19 9:59 10:59 11:59 12:59 

A : 土 ・日祝日運休  /  B : 日祝日運休  /  C : 土 ・日祝日のみ運行

 

* 県営体育館〜一高前 所要時分は、平日10分/土 ・日祝11分。

* 現在(2011年)は滝沢営業所が移転している為、起点を700mほど南にある『滝沢村役場前』に変更。

 

【 route & photo 】

岩手県盛岡市は南部藩の拠点城下町として発展してきました。
現在でも街のあちらこちらに当時の面影を残し、旅する人たちの興味を惹かせてくれます。

盛岡に隣接する滝沢村の外れにあった旧「滝沢営業所」(2011年現在では営業所移転により、近くの「滝沢村役場前」が起点)から、
盛岡市街の東北に位置する「付属中学校」まで走る岩手県交通のバスがあります。
名称は‘青山天神線’。
この線は城下町風情が漂う、狭く長い‘本町通り’を全区間走り抜ける唯一の路線。
盛岡城址の北を東西に貫く、歴史あるストリートを存分に味わえる路線です。

JR盛岡駅は盛岡の玄関口として賑わいますが、実は街の中心から外れた場所に位置。
実際、繁華な通りは駅からバスで10分ほどの岩手城址公園を囲むように縦横に引かれ、駅とは関係ない感じの通りも多数存在。
‘本町通り’もそうした中の一本。
江戸の頃は油店や呉服店、荒物店に質屋などが軒を連ねた商人町。
長屋風の、奥行きが深く瓦屋根の立派な建物が沿道に点在している・・・・そんな《道》です。
そして‘青山天神線’は本町通りを直進し、盛岡駅も盛岡バスセンターも経由しない一風変わった市街路線。
滝沢村のニュータウンから、旧城下・本町通り沿いにある学校や病院へ通う通学・通院客が常連です。

観光客にはいささか無縁なバス路線ですが、沿線には岩手大学構内にある‘付属植物園’‘農業教育資料館’。
また少し離れていますが、山王町とよばれる区画の小高い丘の上に‘盛岡地方気象台’などがあり、
宮澤賢治ゆかりの『隠れスポット』を手際よく回ることのできるオススメの路線になっていました。
写真を撮影した1994年末では平日30分〜1時間間隔で運行していた同線。
それが2011年春のダイヤ改正では平日4本(付属中行き)/6本(滝沢役場行き)・土日祝3往復、しかも朝夕のみと激減。
市街を循環する100円バス‘でんでんむし’と組み合わせて利用できたのですが、それも今では困難かもしれません。

今は移転して更地になってしまった、旧滝沢営業所。
当時ココから発車するバスは、モルタル2階建て事務所の前にあるホームに横付けします。
雪の舞う冬のある日、
付属中学校行きの方向幕を出してホームに入ったのは、滝沢でも2台しかない貸切格下げ車だった
岩221286/いすゞCRA580
朝夕は一本木自衛隊向け輸送専用車のCRAも、日中には間合い使用で青山天神線に入線していました。
一般路線バスと違って車長の長いので、盛岡本町通の狭い路地はけっこうキツめ。
コースの最後には車体を大きく振らないと曲がれない交差点もあり、エアサスの贅沢なバスも運転士には嫌われていたようです。