『 東邦交通カラーのバスが走っていた頃 』

  

(左)釧22あ302/いすゞK-CLM500                        (右)釧22あ189/いすゞBU10

 

標津線(鉄道)を訪ねた二年後の1990年12月末、再び「冬の道東」へ行く機会を作りました。
旅の終点は知床半島・羅臼の町。
鉄道は89年3月に廃止され、根釧台地を横断する阿寒バス羅臼行きが今回の足。
暖かい寝台列車から釧路の駅に降り立つと、襟から入り込んだ寒気が身を凍らせます。
それでもカメラを取り出し駅前をウロウロしながら撮影を始めました。

ロータリーに入ってくるバス・・・・。
大部分は北海道・釧路市内を中心に路線網を広げる‘くしろバス’の車両。
この会社は1989年まで‘東邦交通’という名前でした。
社名を改めてから時間が経っていないのか、停留所に発着する車両の多くが‘東邦’カラー。
黄・橙・赤のストライプの新色に塗りかえられたBU10やLRもあったものの、目立つのは茶色いバス達。
天気が曇りだったせいもあって、何となく沈んだ風景に見えたのは気のせいでしょうか?
そんな駅前へ鶴居から阿寒バスのK-CJM500がやってきた時は、
まさに「鶴が舞い降りた」感じがしました。