『 対照的な2台の‘最後の1台’ 』

  

(左)岩手22き769/いすゞBU04                        (右)岩手22き537/いすゞK-CSA650

 

最近、趣味人が増えてきた『バス』というジャンル。
特に古いモノコック車を探して撮影・乗車と掛けまわる方も多いのでは?

岩手県交通は日本で最後となった営業用BU04が走るバス会社として注目されました。
写真左の‘岩手22き769’は、その最後のBU04。
北上営業所でスクール専用車として所属していた晩年の姿です。
そしてこのバス・・・・ご存知のとおり廃車・登録抹消後、東京へ移送され国際カラーへ再塗装。
往年の姿に戻され、2006年3月に埼玉スタジアムで開催された「さよならBU型バス」イベントに展示されました。
岩手より遥々参加した知人の話やイベント紹介HPなどで知りましたが、それはそれは盛況だったそうで。
もう1台のBU04、県交通カラーのまま運ばれた‘岩手22き770’と合計2台。
それに集まった人・ヒト・ひとの波・・・・いやはや恐れ入りました。
現在‘岩手22き769’は栃木県・トミーテック運営の「おもちゃのまち」で保存されてるとか。
幸せなバスですね。

それに比べて対照的だった‘岩手22き537’。
こちらも日本で最後の1台となった営業用‘いすゞハイデッカー1型’観光モノコック車(*注)。
国際興業バスから貸切用として転入した後、路線用に格下げされ盛岡地区を転々。
雫石営業所での運用を最後に2005年3月廃車。
誰にも騒がれず、見送るものもなく工場へ移送されました。

新しいものが来れば古いものは消える・・・・。
バスもサイズが大きいとはいえ工業製品、それが普通の姿なのかもしれません。
でも余りにも明暗が分かれた2台。
なんとなく心に引っかかる「何か」を感じた‘猫も’ではありました。

 

*注 / 岩手の登録されていた最後のハイデッカー1、正確には岩手急行バスの岩手22き164(クリックすると画像が出ます)。
コレをupした後に詳しい方から教えていただきました。
ただ晩年は予備車として留置され、運用に入ることはなかったそうです。