『 全廃前の秋田市交通局を訪ねて 』

  

(左)社番125・秋田22い583/日野U-RR3HJAA    (右)社番293・秋田22い489/三菱KC-MK619J

 

2006年3月末で秋田中央交通へ全てを移管し、運行を終えた秋田市交通局。
隣県に住みながら「消える」という話を聞くまで足が向かなかった‘秋田市営バス’を記録に納めようと2004年9月29日、
同好の知人と共に市街地外れに位置する中央営業所へ足を向けました。
ローカルバスが好きな身に‘市営バス’は縁遠い存在。
青森・八戸・仙台そして秋田と、どれも関心が薄く・・・・秋田でも秋北バスや秋田中央交通に目が行き、
秋田市営バスは今回が最初で最後の撮影。
思えば機会は何回もあったのに勿体無いことをしたと、後悔することしきりです。

朝早くから方々を訪ね歩き、営業所へお邪魔したのは太陽も高くなった頃。
知人から「所属車は二十数台。出庫車もあるから半分居るかどうか」とは聞いていましたが、実際見てビックリ。
手前に10台ほどの中型車両が並ぶほか、あとはガラ〜ンと空きスペースが広がる構内。
少し前までズラリと大型車が顔をそろえていたという話がウソのような、その閑散とした風景。
思い出したように1台また1台と出入りするバスも、なんとなく寂しそうでした。

この後、残存路線の中で一番乗車時間の長い添川線で蓬田上丁へ。
秋田駅から乗った日産のカクいバス、車内に流れるのは長閑なAMラジオ放送・・・・。
バスロケと並ぶ「路線バス日本最初(?)」のサービスだ、と知人の説明。
思わず笑ってしまいました。