『復興の‘足’を担って』
〜東日本大震災‘被災地のバスたち’〜
宮城‘三 陸 線(sanriku line)’
ミヤコーバス/気仙沼市役所・気仙沼駅前〜松岩・階上・大谷海岸〜津谷・本吉駅前
気仙沼市役所発 本吉駅前行
撮影場所/気仙沼案内所(回送) 撮影日/2011.08.26
車番/宮城200 か 1524
上写真(右・左とも)
撮影場所/気仙沼案内所 撮影日/2011.04.05
【 Photo 】
気仙沼エースポート側にある「気仙沼案内所(南町案内所)」は、宮城交通時代から建っていた昔ながらの建物。
長町・志津川・飯野川・築館・白石・遠刈田・・・・宮城県内各地の町にあった‘古き良き趣きのある’ターミナル。
表から来たバスは一旦裏側に回り、屋根のあるホームに入線。
乗降後、再び表側から各方面に出発していく・・・・。
横には‘ミヤコーショップ’と名付けた軽食スタンドや売店もあって、大島観光の行き帰りに立ち寄った旅人も多いと思う。
2010年4月16日に廃止されるまで、乗車券や定期の発券業務を行っていた。
廃止となった1年後に発生した東日本大震災、その3週間後の気仙沼案内所。
バスが発着していた建物の中は、流れ込んだ瓦礫で足の踏み場もない。
正面右側の発券窓口があった待合室部分は消え、左側に併設していたレンタカー事務所の中には車が突っ込んで・・・・。
酷い姿に言葉を無くしてしまった。
そして半年後・・・・。
瓦礫はスッカリ片づけられ、昔のようにバスが入線した気仙沼案内所。
現在この場所から出発する便は無く、目の前を走る道にも震災後はバス路線が設定されていない。
写真の三菱MPは気仙沼市役所〜本吉駅前を結ぶ三陸線の車両。
津波で被災し、山上にある‘リアス・アーク美術館’駐車場に間借りした仮営業所から回送。
発車時間まで市役所の手前にあるココで待機する。
案内所廃止後は、屋根の下にバスは入らなかった。
変わり果てた街で図らずも再現した懐かしい風景・・・・。