『復興の‘足’を担って』

                〜東日本大震災‘被災地のバスたち’〜

岩手‘大 浦 線(oura line)

岩手県北バス/山田病院・山田駅前〜船越駅前・浦の浜・小谷鳥口〜大浦漁協前

山田病院  大浦漁協前

撮影場所/浦の浜〜浦の浜半崎   撮影日/2011.05.29

車番/岩手22 き 1256

 

【 photo 】

山田から船越にかけて、海から聳えるような霞露ヶ岳(標高504.2m)がある船越半島が山田湾と船越湾を仕切っている。

つけ根にあたる部分にはJR山田線・岩手船越駅や「鯨と海の科学館」を中心とする船越公園、

気持ちの良い海水浴場に隣接する旅館や民宿などが並んでいた。

 

高台を走る国道45号から逸れ、この‘細い首’の部分に入ると、景色は一変する。

寄せる波はあっても返す波のない「片寄波」が名物だった浪板海岸一帯に建つ建築物は消え、瓦礫集積所に・・・・。

重機が何台も動き、人々が生活していた痕跡を片づけていた。

 

山田湾の最奥部、浦の浜地区。

‘細い首’から半島中心の大浦集落へ行くバスを、少し高くなった場所で待つ。

ちょうど津波が到達した地点との境。

時刻は昼前・・・・やってきたのは中型の日野RJ。

傍らの住宅は屋根に「撤去可」を意味する赤い○印が付けられ、パワーショベルが入るのを静かに待っている。